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***はじめにお読みください***
この記事で使用されている商品はシグマ高倍率ズームレンズモニター企画に参加して無償で借り受けています。
本記事の掲載は無報酬です。 また、シグマ・WillViiは掲載内容に一切関与していません。（本情報開示と事実誤認時の修正を除く） |
シリーズ記事
#1「到着＆外観チェック編」
#2｢Macroチェック編｣
#3｢作例｣
#4｢お台場旅行1日目｣
#5｢お台場旅行2日目｣
#6｢沖縄旅行1日目｣
■沖縄旅行記の後半です。
今回の旅行自体、観光地回りよりも、のんびりリゾート目的だったので、ホテルの前のビーチで遊んでみました♪10月も後半だというのに、海の水は温かいし、だからと言ってジリジリ照りつけるようなキツイ日射しでもなく、気持ち良かったです。
ホテルの庭にあったプールです。
朝早いうちは日射しが優しいですね♪
宿泊した部屋のベランダからは、一面の海。
見た事のないようなブルーでした。
旅行にはC-PLフィルタも持参したのですが、子どもたちの世話にバタバタしていて、着脱したり操作したりする余裕がなかったので、結局一度も使用しませんでした。残念。
ホテルから道一本を挟んですぐビーチです♪
望遠端で最短撮影距離付近での撮影です。
中心付近はなかなか。。。というかかなり良いと思えるレベルですが、周辺が厳し過ぎますね。
望遠端でマクロ的に使用するなら、中心部でドーンと日の丸構図が安心かと。
周りはトリミングでカットしてしまいたいくらい。若しくは補正がうまく行くなら補正ですね。
家族でチャプチャプしていると、ホテルで挙式するカップルなのか、写真撮影を始めました。
ヤドカリくんをエサにカップルを写してみたり。
距離をとって望遠で撮影してみたり。
こういった場合に高倍率が活きますね♪
距離を変えずにいろんな撮影ができます。
子どもたちとも距離をとって、カメラを意識させないで自然な表情を狙い撃ちしたり♪
いろんな角度から狙ってみたり。
上の写真は、水平線を入れてどのくらい曲がるか確認したくてこの構図なのですが、やはり曲がりまくっていますね。
高倍率ズームの宿命ですね。作例としてアップしているのでそのままですが、このレベルの歪曲は個人的には完全ＮＧで、補正するか水平線をカットした構図にするかしてしまうところです。
今回の旅行で一番使用頻度の高かった広角端18mm（換算27mm）です。
換算28mm以下くらいの画角では、ノーファインダーでパシャパシャ撮れるため気楽です♪
自然な表情を狙うなら、サッと顔の前に出してシャッターを切るだけです。
開放絞りでもF3.5（といっても限りなくF4に近い暗さ）ですが、一応背景もなだらかにボケますよ♪
■レンズモニター期間を終えて
もう12月になってしまいましたから、モニター期間が終了して1カ月経ちました。少しだけ忙しかったり、ゲームしてしまったり(笑)
そんな理由もありますが、このSIGMA 18-250mmF3.5-6.3DcMacroOsHsmで撮影した画像を、何回かプリントサービスで現像してみたりしてじっくり味わってみたりもしたのでした。
旅行やスナップでそこらじゅうを連れまわしたこのレンズですが、最終的にどんな印象を持ったかといいますと。
良い点
・軽い、小さい。（旧モデルと比較して）
・広角、望遠、近距離、遠距離であまりデッドなゾーンがない。
・周辺画質は改善している。（旧モデルと比較して）
・カタログスペックの35cmよりも寄れる。
・手ぶれ補正は良好。
悪い点
・歪曲が相変わらず。
・周辺画質は、旧型に比べてマシとは言えるがそれでも悪い。
・ほとんどF4～F6.3ズーム（しかも半分はF6.3）で暗すぎる。周辺画質の悪さも相まって、望遠域では中央測距点くらいしかアテにならない。
・ちなみに旧型はF3.5で使用できる画角域がもっと広い。
・背景ボケが汚い。（二線ぽい）
■このレンズは買いなのか？
高倍率ズームを考えた場合、選択肢の一つに当たるであろうこのレンズ。定価は8万円を超える設定ですが、発売後半年程度で半額近くまで値段を下げ、個人的には妥当な値段となったと感じています。
旧型18-250mmは、この新型が発表される直前まで6万円オーバー、ライバルタムロン18-270mmも6万円前後だった事を考えると、「なんで？」というくらいのバーゲンです。元が高すぎるのかもしれませんが、理由は単純に小型化で材料費が少なくて済む事や、特殊ガラスの使用枚数も減らしている為、コストダウンに成功しているのでしょう。
実際の写りはと言うと、旧型18-250mmオーナーである私の感想としては、悔しいのですが新型の方がほとんどの部分で勝っていると感じています。
余程の価格差で安く買える状況でなければ、新型を購入する事をお勧めします。
また、F3.5の領域が少しでも長く欲しいという場合にも、旧型への選択の余地は少しだけあるのかもしれません。ただ、明るさを求めて買うようなレンズでもないですかね。
ピントが来た部分はシャープで、この点も旧型に対して若干優れた印象があるのですが、同時に背景ボケに関してはうるさいボケに感じる方もいるでしょう。
これは5枚目作例のカップルの背景を見て頂くと分かりやすいと思います。
色々考えたのですが、やはり新型の方が良くて、これから買う人には迷いなく新型をオススメできます。
ただ、私の様に既に旧型を所持している方には、わざわざ買い替える程の価値があるかと聞かれれば、ちょっと迷うところです（笑）お借りしておいてこんなレビューで本当に申し訳ないです。
最後にWillViiさん、SIGMAさん、レンズモニター企画に参加させて頂いて本当に楽しかったです。ありがとうございました。
