ISO100,F2(開放絞り)
15cmギチギチではありませんが、そこそこの距離でピントはAFで「48」を狙いました。
以下が狙った場所を1024*1024で切り出した等倍です。
F2の絞り開放でも相当にシャープかと思います。代償のようなものですが、ボケは煩いと感じます。
被写界深度はかなり浅くて、4と8の端は既にボケ始めています。
■このレンズ、佳いですね。
EOSMの評判が芳しくなくて、EF-Mレンズの話題になる事さえ少ないのが、本当に惜しまれます。個人的には、RX1のレンズにもシャープという感性だけで言うなら負けないレンズと思います。
期待して購入したわけではないのですが、思わぬ収穫でした。
EFレンズの単焦点て、この画角でこれだけいいのって他にありましたっけ?
同時期に登場したEF40mmF2.8パンケーキも開放からシャープな可能性もありますが、かなり見直しています。
それだけに、ボディが手放しで褒められる性能ではない事が、本当に惜しい(笑)
・ISO6400なんて余裕
・AF時間もせめて他社並み
そうなるだけでまるで別物のシステムになるのに。
って誰もが思っている事ですね。
現状は、ISO800でも場面によっては使用するのが怖い、時代遅れなイメージセンサ。
DIGIC5と言っても、少し前なら画像処理は進んでいるキヤノンというイメージでしたが、私の実体験に基く感想では、RX1のBIONZによるノイズリダクションの方がずっと高性能。
イメージセンサでもプロセッサでも周回遅れな印象が拭えません。
世間で爆遅AFなんて揶揄されるAFですが、像面位相差AFがハイブリッドで働くエリアでは、ちょっと遅いAFかな?くらいなものです。
そのエリアから外れると、携帯のカメラより遅いでしょ(笑)っていうレベルになります。
DP2(初代)みたくお手上げ、よりはいいと思いますが(笑)
AFは中央固定で合わせて、その後ずらして構図を整える方が快適かもしれません。コサイン誤差とか言っている場合ではありません。
文句がたくさん出るカメラではありますが、E-M5やRX1みたく機械に任せておけば何の心配もないカメラよりは、撮影していて楽しいのも事実。
弱点を理解してカバーしてあげるというのは、成果物の善し悪しには無関係ですが、撮影遊びとしては面白みがありますね。